パンドラの箱

こんにちは。


石油元売り会社の販売店に対する優越的地位の濫用の問題で昨日、
公正取引委員会が調査の結果を発表しました。

問題は石油業界にはびこる「系列外販売」に関するものなんですね。


石油元売り会社が自社系列でさばき切れない製品を商社なんかに卸して
系列外に売りさばく、いわゆる「業転品」という石油製品が存在します。

業転品には「ブランド料」が加算されていないので、正規ルートで仕入れる
製品に比べ、1リットルあたり数円割安なんです。

ところが元売りは、自社のマークを掲げる販売店に対し、業転品の購入を
厳しく制限してきたんですね。業転品の購入を理由に、元売りからひどい
仕打ちを受けた販売店のハナシを何度も聞いたことがありますし、近所にも
ヒドイ目に遭わされたスタンドが実際にありますしね。


ま、元売りの言い分もわからないでもないんですよ。製油所の稼働率上げて
たくさん作った方がコストも下がるでしょうし、コマーシャルやシステム運営上の
コストだってかかってるでしょうしね。

でも、そもそもアンタらが作り過ぎたのを安値で市場に放出しといて、それを買うな
ってのがおかしなハナシなわけで、ここでは書きませんが、お仕置きの内容が
あまりにヒドイ。


昨日の公取の発表を受けて発言したJX日鉱日石の役員さん、
「系列外のガソリンの品質は保証できない」
だって・・・(笑)

系列に流してるガソリンと全く同じ、ただ余っただけなのにね(笑)(笑)(笑)


昔々からの問題だったんですけどね、業界の危機がここまでタイヘンなことに
なったから公に取り上げてもらえたのかな~って思います。

「公取がパンドラの箱を開ける」って業界紙の見出しも目にしましたしね、
我々石油業界にとってはすごく大きな出来事なんですよ。

今後の石油業界にどんな変化が起こるのか、しばらく注意しようと思います。


スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する