業転玉

こんにちわ。


今朝の業界紙の記事です。

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例えばウチがENEOS以外の、いわゆる系列外の経路から油を仕入れたりすると
ENEOSから注意されたりするんですね。

POSシステムはENEOSとオンラインで繋がってますから、ウチの出荷量は
常にENEOSの管理下にあるわけです。

ENEOS側でウチから受注した数量と、ウチの店頭の出荷量のツジツマが合わなければ
ヨソから買ってるのが簡単にわかっちゃう仕組みなんです。


石油業界には「業者間転売」という言葉があって、わかりやすく説明すると、自社の
系列でさばき切れない製品を正規ではない流通経路に流すんですね、元売りが。

正規ではない流通経路とは、たとえば同業他社とか商社とか無印スタンドとか・・・。

ストックし切れない、若しくは寝かせておくくらいなら若干安くてもいいからヨソに
売ってしまえってことなんでしょ。こんな製品のことを「業転玉」と呼びます。

言ってみれば、余計に作りすぎてしまって処分に困った製品は安く系列外に売りさばいて、
系列には「ブランド料」なんて呼び方で料金を上乗せして売ってるんですね、元売り。


我々販売店にしてみりゃ、品物さえ粗悪でなければ少しでも安いのを仕入れたいんですが、
系列外から仕入れを続けると元売りが看板を持ってっちゃうんです。壁や上屋の塗装も
真っ白に塗ってっちゃったりしてね。

それが上の写真の記事の見出しになってる「マーク剥奪」ってやつなんですね。


どうです?石油元売り会社って、すごい勝手なヤツらでしょ?

だって、業転玉を市場に流通させてるのは元売りなんですよ。

それを買ったからマークを剥奪ってのは誰がどう考えてもおかしな話だと思うんですよね。

じゃ、業転玉なんて作らなきゃいいじゃん!


「ブランド料」なんて業転玉が世の中に存在する以上は説明つきませんぜ、元売りさん!



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コメント

なんかむ難しい!エネオスの看板で商売するか?エネオスの看板を外して売るか?の選択ですか?

No title

ずるどんさん、いつもありがとうございます。

ん~・・・文章がヘタクソで上手く伝えられないですね。ゴメンなさい。

つまり、エネオスはエネオスの看板上げてるお店には高い値段で売りつけ、エネオス以外のお店には系列でさばき切れない製品を安く卸してるってことですよ。

エネオス以外の元売りも同じことやってます。

ウチにしたってエネオス以外の製品を買った方が安いですし、実際に買うことだってできるんです。

もし他社の製品を買い続けてたらエネオスから販売店の契約を一方的に打ち切られるってことなんですよ。

エネオスだって、エネオス以外の系列に製品を安く卸してるくせにね。

自分たちのやってることは正当化しといて、「マーク剥奪」なんて強引なやり方で販売店を縛りつけてるのが許せない。

じゃ、業転玉を市場に流すな!それができないんなら「ブランド料」なんか廃止して系列に卸す製品の価格も下げろ!って言いたいんですよ。

了解です!わかりました!エネオスと代理店とは同じ条件では無くてエネオスがブランド剥奪を武器に自社だけ有利販売しているということですね!ブランドは権力がありますね?

おなどんさん、どうも。

何の業界でもそんなもんなんでしょうけどね。

でも石油業界はあんまりかな…。
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