続・僕たちにできること

おはようございます。

土曜日、被災地に灯油を運んできました。


射水市から「石油組合射水支部として協力いただけないか?」との
相談があったのが土曜日の朝。

実は先週の県石油組合の常任理事会で、富山県石油組合としては富山県民への
石油の安定供給が使命なので、いかなる支援要請も断ってくれということに
なってたんですが、クソ喰らえ!って思ってましたからね。

モノの確保と被災地までの距離を総合的に考えたら富山が最も優位なのに、
このまま黙って見てるんですか?って自分は言ったんですけどね。

正直、組合活動やっててあんなに残念に思ったことはありませんでした。


なのですぐに支部の役員さんに連絡。皆さんの快諾をいただいて自分が組合の
射水支部を代表して行ってきたんですよね。

今回の物資は灯油を6000リットル、軽油を1000リットル、我が社の倉庫で
ドラム缶35本に詰めて射水市建設業協会が手配したユニック車3台で先日ダイスケ
たちが灯油を運んだ塩釜市へ。

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石油組合は自分が、建設業協会はダイスケが手配。

もうすでに行政からの要請を受けて現地にたくさんの社員を派遣している会社もある
建設業界で、突然の市からの要請にユニック車の提供と2名づつの社員の派遣を即答
された射水工業さんと伸栄工業さん、それと2回目になるダイスケんちのサンテック、
この3社と自分で行ってくることになったんですね。


市からの正式な要請がお昼過ぎに出て、出発したのが17:00。

現地に到着したのは3:00を回った頃でした。

緊急車両の申請をして行ったので目的地に最寄のインターまで高速を走ることが
できましたし、しかも料金は無料。ただ、地震の影響で道路のつなぎ目に段差が
できてるんですよね。まさか高速道路にそんな段差があるとも思わずに走ってる
んで、ビックリすることもしばしば。

ドラム缶30本を市の物資倉庫に下ろして、自分とダイスケのサンテック号は
別の施設に軽油1000リットルを下ろしてきたんです。

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そこへ向かう途中、塩釜で最も津波被害の大きかった地区を、ダイスケの友達の
ヤベ君が案内してくれました。

被災直後に油が流れ出し、炎が上がっていた石油備蓄施設の周辺です。


もう、他の何にも例えることができない、しばらくは何も言葉が見つからず、
ただ呆然とするしかない風景が満月の月明かりに浮かび上がっていました。

光という光は全く無く、本当に月明かりだけなんです。


10分ほどそこにいたでしょうか。

「生き残った自分たちが強く生きなきゃ死んだ人たちが浮かばれない・・・」

自宅も会社も津波に流され、自分も被災者でありながら地元の自治体と連携して
被災者のケアや、犠牲者に関わることまでボランティアやってるヤベ君がそこで
言ったコトバなんですが、これには胸を打たれました。

「もうあの場所には帰らない」って言ってる被災者の方もいらっしゃいますし、
その気持ちも良くわかるんですが、ヤベ君は自分の故郷を愛し、復興に向けて
マイナスからの再スタートを覚悟しているんでしょうね。

もし自分が彼の立場になったとしたら彼のように強くいれるだろうか・・・

そんなことを考えたりもしながら、彼の行動に感動をもらった上に、逆に自分の方が
生きていく勇気までもらったような気がしました。


5:00頃に現地を出発、日曜日のちょうどお昼頃に戻ってきました。


そう言えば帰り道、インターチェンジへ向かう途中にあったガソリンスタンド
はタンクを持った人たちが行列を作ってましたね。品切れで閉店中のお店、
今日ガソリンや灯油が届くかどうかもわからないのにこんな状況なんです。

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今朝のニュース見てると、この連休明けからはだいぶ油も流通してきそうな
かんじなんでね、深刻な油不足も解消に向かってくれると思います。


ヤベ君と別れ際、「足りなかったらまた言ってな!」ってコトバが思わず出ましたね。
帰ってきてからも「タイヘンだったね」って声を掛けてもらいましたけど、ヤベ君や
被災された方々に比べりゃ全然大したことないっすよ。

こんなことぐらいしかできませんが・・・


ガンバレ!ヤベ君!!

ガンバレ!東北!!
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コメント

No title

本当におつかれさまでした!

ありがとうございました! (ノ´▽`)ノ ♪


ノガミさん、コメントありがとうございます。

自分がもらってもしょーがないんですが(笑)
ノガミさんの温かいキモチ、ありがたく頂戴
いたしました!

僕たちにできること、考えてみましょう!

ありがとうございました。

No title

本当にご苦労様です。

こんな事しか出来ないと言いますが、とんでもなく凄い事です。なかなか出来る事ではないです
また、賛同し行動できる仲間が居る事が素敵です!
そんな話をこちらで自慢話で話す自分がいます(涙

故郷を出た以上、そんな仲間をこちらで早く出来るよう頑張ります。また何らかの形で被災地に協力出来ればと思っています。

あやしさん、いっもありがとうございます。

あの光景を実際に目の当たりにしたら、灯油を運ぶくらい何でもなくなります。

大袈裟でも何でもなく、自分のこれからの生き方が変わるんじゃないかとさえ今は思ってますわ。

1日も早い復興をただただ祈るのみです。
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